保健所に引き取られる直前の猫を保護 約2年後…温かい家族との日常に心温まる

保護に反対していたお父さんも、今は猫ちゃんにメロメロ

保護した猫ちゃんの「野良時代」を記した投稿がInstagramで注目を集めています。

投稿したのは、Instagramユーザーの「@mike_noritama」さん。

投稿には2024年4月24日時点で1万8000件を超えるいいねが寄せられるなど話題となっています。

また記事の中盤では、犬猫のおやつ代についてもご紹介します。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

公園で暮らしていたという、猫の「ミケ」ちゃん

「こちらは野良時代のミケ 1枚目はおそらく生後10ヶ月くらいかと思います」というコメントとともに投稿されたのは、ふわふわの三毛柄をした猫ちゃんが映った写真でした。

話題になっているのは、元野良猫の「ミケ」ちゃん。今はお家暮らしを満喫しているミケちゃんですが、保護される前は公園で生活していました。

投稿写真には、そんなミケちゃんの野良時代の姿が。道端で振り返り、身体を毛づくろいしている様子が写っています。

2021年8月頃に@mike_noritamaさんは、保健所に引き取られそうになっていたというミケちゃんを保護。「命を預かる責任と向き合い、ミケちゃんを保護することを決心した」といいます。

絶対に幸せにするという覚悟を決め、ミケちゃんに「野良の方が良かった」と思われないようにと毎日愛を注いでいます。

大好きなお父さんのポンポンを満喫!今ではすっかり家猫ちゃん

【写真2枚目/全4枚】暮らしていた公園の様子。
【写真3枚目/全4枚】今ではすっかりお父さんもミケちゃんにメロメロです。

愛情深い家族に囲まれて、今ではすっかりお家暮らしを満喫しているミケちゃん。当初は保護に猛反対していたというお父さんも、ミケちゃんにメロメロのようです。

犬猫に関する1カ月間のおやつ代総額ってどれぐらい?

ここから少し、ペットに関する数字をご紹介していきます(投稿された内容については、この次のページにも続きますよ)。

さて、かわいいペットには、ごはん以外にもあげたくなるものがありますよね。そう、「おやつ」です。犬や猫には、1カ月でどのくらいの「おやつ代」をかけているのでしょうか。

一般社団法人ペットフード協会はペット関連企業のマーケティング施策や商品開発を後押ししたり、ペットの飼育率向上を図るため、全国犬猫飼育実態調査を行いました。

「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」の結果から、犬および猫に関する1カ月のおやつ支出総額をご紹介します。

集計ベース:
【猫】猫飼育者で、ペットフード使用者。うち、猫飼育者は銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く。2023年調査より外猫(野良猫・地域猫給餌あり)除く。
【犬】ペットフード使用かつ銘柄選定購入関与者。購入金額0円を除く

1カ月間の市販の猫おやつ用キャットフード支出額

市販の猫おやつ用キャットフード支出総額

  • 平均支出金額:1885円
  • 中央値:1000円

市販の猫おやつ用キャットフード支出総額「猫1頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:1562円
  • 中央値:1000円

市販の猫おやつ用キャットフード支出総額「猫複数頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:2358円
  • 中央値:1500円

1カ月間の市販の犬おやつ用ドッグフード支出額

市販の犬おやつ用ドッグフード支出総額

  • 平均支出金額:1883円
  • 中央値:1000円

市販の犬おやつ用ドッグフード支出総額「犬1頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:1748円
  • 中央値:1000円

市販の犬おやつ用ドッグフード支出総額「犬複数頭飼育者の場合」

  • 平均支出金額:2621円
  • 中央値:2000円

犬と猫の1カ月のおやつ代は、トータルで見ると全くと言ってよいほど差がないことがわかります。

次では、正しいペットフードの保存方法について紹介します。

ペットフードの正しい保存方法を守りましょう

ペットのおやつは、飼い主にとっても与える楽しみがあります。

しかし、その保存方法を誤ると、ペットの体調悪化につながりかねません。

環境省では「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」で、ペットフードの種類別に、その使用期限の目安を紹介しています。※ペットフードの水分量は、ペットフード安全法に基づき、「成分」の欄に記載されています。

ドライフード(水分10%程度以下)、ソフトドライフード(水分10~30%程度)

袋をしっかり閉じて、直射日光が当たらない、温度・湿度が低い場所で保存

  • 使用期限の目安:開封後約1カ月

セミモイストフード(水分25~35%程度)

袋をしっかり閉じて、冷蔵庫で保存

  • 使用期限の目安:開封後2週間程度

ウェットフード(水分75%程度)

開封したらすぐに与える

  • 使用期限の目安:開封約1日

いかがでしょうか。

開封後1日で与え切らなければならないフードもあるなど、ペットフードの管理には、飼い主の慎重な姿勢が求められそうです。

おやつは正しく与えて、ペットとよりよい関係を築くためのきっかけにしてみてください。

お父さんの「お尻ポンポン」がだいすきなミケちゃん

ミケちゃんは、そんなお父さんからの「お尻ポンポン」が大好き。

Instagramでは、お父さんの目の前に座って、ポンポンを催促するミケちゃんの様子もたびたび紹介されています。穏やかな表情や佇まいからは幸せな様子が伝わり、自然と心が温まりますね。

【写真4枚目/全4枚】安心しきった様子のミケちゃん。

そんなミケちゃんの「野良猫時代」の記録は大勢の目に留まったようです。

ポストには「命を救ってくださってありがとうございます」「温かい家族に出会えて、強運な猫ちゃんですね」「優しい家族に出会えて良かった」など、心が温まった人からの声が寄せられています。

野良猫時代から「優しい性格」をしていたという

投稿者さんに詳しいお話をうかがいました。

――出会いのエピソードを教えてください。

およそ一年間、野良猫生活をしていましたが、保健所に引き取られる前に保護しました。

――お名前の由来はありますか?

三毛猫なのでそのままミケです。

――普段はどのような子ですか?

野良猫時代からそうでしたが、すごく優しい性格で甘えん坊で少し鈍臭いところがあるのがミケの特徴だと思います。イタズラすることもないですし、急に怒ったりすることもありません。

しつこく撫でても嫌になったら怒ったりせず、自分からスッとその場を立ち去る感じです。野良時代は他の野良猫から危害を加えられてもやり返したりすることはなかったです。

――自慢のポイントは何ですか?

これは顔も性格も全てですが、三毛柄がとっても美しいのと毛並みもすごく綺麗なところです。

野良猫だったのにすごく優しい性格、そして三毛柄の美しさ、ムスッとした表情のなんともいえない可愛さです。

以上、SNSで話題の猫ちゃんでした。

参考資料

  • @mike_noritama
  • のりたま ちゃんねる
  • 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」
  • 環境省「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」

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