エムバペらに好機到来も…第1戦を0-1で落としたパリSG、ドルトムントから前半は得点を奪えず。このままなら敗退【CL準決勝】

現地時間5月7日開催のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝の第2レグで、パリ・サンジェルマンとドルトムントが前者のホームで対戦している。

立ち上がりから鋭い出足を見せたのは、第1レグを0-1で落としたパリSG。7分にはエムバペがペナルティエリア内でボレーシュートを放つも、インパクトを欠き、GKコーベルに難なくキャッチされる。

さらに13分には、ペナルティエリア手前で縦パスを受けたゴンサロ・ラモスが、素早い反転から右足を一閃。しかし、枠の左に外れる。

1点をリードしているドルトムントは19分、スローインをペナルティエリア深くで収めたフュルクルクの落としから、リエルソンが右足で狙うが、枠を捉えきれない。

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膠着状態が続くなか、31分にフランス王者の絶対エース、エムバペが個の力で打開。巧みなカットインから、ザイール=エムリを経由して、逆の右サイドで待ち構えたデンベレがラストパスを受けるが、これも得点には繋がらない。

35分にはドイツの雄に決定機が到来。アデイェミがスピードに乗ったドリブルで自陣から一気にペナルティエリア内に侵入し、左足でフィニッシュするが、相手守護神ドンナルンマの好守に遭う。

結局、前半は0-0で終了。2戦合計では1-0で、ドルトムントが有利な状態でハーフタイムに入った。パリSGはこのままゴールを奪えなければ、CL敗退となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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