8日(水)の天気 寒気の影響 北海道は朝にかけ積雪や路面凍結も 東・西日本は天気急変に注意

 きょう8日(水)は、上空に寒気が流れ込む影響で、北海道は北部を中心に朝まで雪や雨が降り、平地でも雪の積もる所がある見込み。その他、東北から西日本にかけても不安定な天気となり、急な強い雨や雷雨の可能性がある。外出の際、晴れ間があっても、傘を持って出かけた方が良さそうだ。

北海道 朝は積雪や路面凍結の所も

 北海道では、きのう(火)から雨や雪が降り、昨夜からは北部やオホーツク海側を中心に雪が積もった所もあり、午前5時現在、北見で4センチの積雪を観測している。また、気温も5℃以下まで下がっている所が多いため、朝の通勤通学は積雪や路面の凍結による交通障害に気を付けて、時間に余裕を持った行動が必要となる。

東北から東日本・西日本 外出には傘を

 上空に寒気が流れ込んでくる影響で、大気の状態が不安定になる見込み。すでに北陸周辺や西日本は日本海側を中心に雨の降っている所があるが、朝の外出時には晴れ間のある太平洋側でも、午後は天気が急変する可能性がある。特に、夕方前後は発雷確率が高めの所もあるため、急な強い雨、落雷や突風、ひょうに注意が必要だ。

朝より夜が気温低下 服装で調節を

 最高気温は、日本海側を中心にきのう(火)よりも大幅に低くなり、金沢は13℃の予想で3月下旬並み。雨も降り、厚手の上着が必須となる。全国的に朝よりも夜の方が気温が低い傾向で、特に東京など関東は夕方以降、気温が急降下する見通し。帰宅時の気温を想定して、上着を用意するなど服装選びに留意したい。

(木)関東で朝まで雨 (金)(土)は晴れ・暑さ復活

 あす9日(木)は、関東を中心に東日本は不安定な天気で、朝まで雨が残る見込み。天気が回復して晴れる日中も、最高気温は全国的に平年並みか平年を下回る見込み。10日(金)から11日(土)は全国的に晴れて、日に日に暑さ復活。(土)は全国的に夏のような暑さとなりそうだ。12日(日)は西から下り坂、週明け13日(月)は広く傘の出番となる見込み。

(気象予報士・海老原美代子)

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