赤く染まる煙突、れんが造り 世界赤十字デーで富岡製糸場をライトアップ 群馬・富岡市

 世界赤十字デー(8日)に合わせ、日本赤十字社群馬県支部は7日、世界遺産の富岡製糸場(富岡市)を赤く照らす「レッドライトアップ」を始めた。9日まで。

 8日は、赤十字社を創設したアンリー・デュナンの誕生日。赤十字運動への理解を広げようと、前後に全国各地の歴史的建造物やランドマーク施設でライトアップを実施している。

 製糸場では、東置繭所と煙突が赤を基調とした色に染まり、れんが造りの特徴的な建築が浮かび上がった=写真。点灯は午後7~9時。入場はできない。

 県内では、県庁昭和庁舎(10日まで)や前橋市の臨江閣(8日まで)でもライトアップが行われている。

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