注目の話題作「化け猫あんずちゃん」に青木崇高&市川実和子が参戦 実写演技をアニメーションに

 青木崇高

 俳優の青木崇高(44)が、アニメ映画「化け猫あんずちゃん」(7月19日公開)に出演することが7日、分かった。他にも市川実和子(48)らの参戦が解禁。第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」への出品が決まるなど、世界的な注目を集める話題作を演技派たちが彩る。

 実写で撮影された映像から動きや表情を抽出する手法「ロトスコープ」で制作され、主人公の化け猫・あんずちゃん役の森山未来や青木らの演技を基にアニメ化。あんずちゃんと少女・かりんの出会いが描かれ、青木がかりんの父親、市川が母親を演じている。

 ともにロトスコープ作品初挑戦で、青木は「実は僕、あの撮影がアニメーションとどうつながっているのかまだよく分かっていないのです…。だからと言ってはなんですが、想像すらできていない仕上がりが本当に楽しみで待ち遠しいのです」と興味津々。市川も「アニメ化するので実写撮影時はメークもせず、衣装もみんなはゆるめな扮装(ふんそう)で。まさに『あんずちゃん』の世界のような脱力感あふれる現場で、和やかに過ごしていたのを思い出します」と回想した。

 主題歌をきのこ帝国の佐藤千亜妃が担当する。

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