ド軍の数字を壊し続ける大谷翔平 球団27年間で「14」の希少記録まであと「5」、たった2か月で…

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

本拠地マーリンズ戦に「2番・DH」で先発

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地マーリンズ戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席で11号2ランを放った。打球速度107.6マイル(約173.1キロ)、飛距離441フィート(約134.4メートル)の特大弾で、メジャー単独トップに浮上。3打数2安打2打点の活躍で6-3の勝利に貢献した。米記者はチームの26年間での記録に迫る“打撃だけではない数字”に注目している。

また一つ、大谷がドジャースの歴史を塗り替えそうな記録が見つかった。それは絶好調の打撃とともに、数字を伸ばしている盗塁。この日も4回の第3打席で右前打を放って出塁すると、2死一、三塁から二盗を陥れた。6回に四球で出塁した際も2死一、三塁の場面で無警戒の中で二盗に成功。これで今季9個目となり、ベッツを抜いてチームトップに浮上した。

全米野球記者協会員のエリック・スティーブン記者は自身のX(旧ツイッター)に「1997年-2023年:ドジャースのDHありの594試合で、DHが盗塁したのは14回」「2024年:(ほぼ)37試合で、ショウヘイ・オオタニの盗塁数は9回」と投稿。過去27シーズンで球団が築き上げたDHの総盗塁数を、40試合にも満たない大谷が、あと「5」にまで迫っているという。

打者専念の今季はシーズン前から走力強化にも注力してきた大谷だけに、もはや新記録達成は“秒読み”段階。またも新記録の項目に「Ohtani」の名前が刻まれそうだ。

THE ANSWER編集部

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