真珠×砥部焼・水引 「愛媛色」アクセサリーを松山出身大学生が考案 宇和島の会社とタッグ 

協業先の砥部焼窯元と打ち合わせする三宅川ほの花さん(右、アナザー・ジャパン提供)

 松山市出身で国際基督教大2年の三宅川ほの花さん(21)=東京都=が宇和海真珠(宇和島市)とタッグを組み、真珠と愛媛の伝統工芸品をかけ合わせたアクセサリーを共同開発した。東京・大手町の地域産品セレクトショップで6月2日まで販売される。三宅川さんは「作り手さんの商品に込めた思いをお客さまに伝える架け橋になりたい」と目を輝かせる。

 三宅川さんが開発したのは真珠と砥部焼、水引をそれぞれ組み合わせたピアスとイヤリング。専攻するジェンダー学を色使いに反映させた。真珠と対照的な色合いの砥部焼、水引を選ぶのが一般的だが、あえて「境目をなくす」との思いを込め同系色を選択した。

(上)同系色を使うことを意識した真珠と水引のコラボレーション商品(下)宇和海産真珠と砥部焼をかけ合わせたピアスとイヤリング(いずれもアナザー・ジャパン提供)
(上)同系色を使うことを意識した真珠と水引のコラボレーション商品(下)宇和海産真珠と砥部焼をかけ合わせたピアスとイヤリング(いずれもアナザー・ジャパン提供)

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