大谷翔平は「3冠王の有力候補」 米敏腕記者が力説、期待される11人目の“扉”

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

得点圏で不振も…48本塁打、118打点と自己最多ペース

11人目の偉業に、期待したくなる好成績だ。ドジャースの大谷翔平投手は、6日(日本時間7日)の試合を終えて、打率.370、11本塁打27打点をマーク。打率と本塁打は両リーグトップとなっている。打点こそ足りないが、米ベテラン記者は「3冠王獲得の有力候補だ」と伝えている。

米メディア「ESPN」のバスター・オルニー記者は、「ショウヘイ・オオタニは現在打撃に専念することができる」と、今季の成績を紹介。打率は驚異の.370で、2位のムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)の.356に大差を付けている。OPSも両リーグトップの1.139だ。

得点圏での不振もあり、打点こそトップのマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)と6の差があるが、それでもシーズン118打点ペースで、このまま行けば自己最多記録となる。

本塁打も48本ペースで、自己最多となる2021年の46本を上回る順調なペースだ。MLBで3冠王となれば、打点が公式の打撃記録になった1920年以降では2012年のミゲル・カブレラ内野手(タイガース)以来12年ぶり11人目となる。

オルニー記者の投稿に対し、米ファンからは「なんてことだ」「利き腕をリハビリ中なのに」「今年は打者に専念しているから、更に進化するかもしれない」「これからゲームのような成績と言わず、オオタニのような成績というべきだ」「この男は野球が上手い」「本当にえげつない」「断トツで世界一の選手」と絶賛の声が多く寄せられていた。(Full-Count編集部)

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