大槻毅監督解任の群馬、関係者が一部投稿に「卑怯」と反応

大槻毅監督 写真:Getty Images

ザスパ群馬は今月6日開催の明治安田J2リーグ第14節で、清水エスパルスに0-3と完敗。J2最下位に沈み、大槻毅監督の解任報道が飛び交う中、ホームゲームのスタジアムDJ担当者である佐山裕亮氏が、同クラブに関する一部のSNS投稿に不快感をあらわにした。

2022シーズンから群馬を率いている大槻監督。浦和レッズ時代の2019年にAFCチャンピオンズリーグ準優勝と実績を持っているが、今季は序盤から苦戦。14試合を終えて1勝3分10敗と最下位に沈む中、一部では8日に大槻監督解任が公式発表される予定と報じられている。

チーム状況に好転の兆しが見られない中、『株式会社One’s Voice』の代表取締役である佐山氏は7日にX(旧ツイッター)を更新。一部の否定的な投稿に対して「ホントすごいよなー。反論いくらでもできるし、事実は全く別のところにあるので、善良な方々は本当に気にしないで」と反応。

「真実は常に一つ。何かあるんだったらSNSじゃなくて直接連絡してくればいいのに。とりあえず僕の話を信じて下さる方は、あのアカウントのフォローを外された方が良いかと思います」とファン・サポーターに呼びかけた上で、以下のように綴っている。

「これ以上言っても不毛ですし、同じ土俵に上がりたくないので、これ以上何もなければこれで最後にしますが(何かあれば言及します)、SNSでしか主張できず、直接に何も言えないのは卑怯でまともではないと思います。多くの方がこの異常な行動に気付かれていて、適切に判断して下さることを期待します」

なお、群馬のチーム状況については、群馬県高崎市出身であるタレントのJOYさんも憂慮。先月28日にXで「シーズンはあっという間に過ぎていくし、何か変化がなければ降格真っしぐらな状況なのは間違いないです。個人的意見としては目指したいサッカーとやるべきサッカーが違うのかなと感じています」と、大槻監督の理想としているスタイルと現実のギャップを指摘していた。

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