中国、豚内臓肉などの輸入で仏と合意 鳥インフル巡る禁輸も緩和

Sybille de La Hamaide Mei Mei Chu

[パリ/北京 7日 ロイター] - 中国はフランスからの豚由来タンパク質飼料と豚内臓肉の輸入を許可する。中国税関当局とフランス農業省が発表した。フランスの中国向け豚肉輸出を10%押し上げる可能性があるという。

中国の習近平国家主席とマクロン仏大統領のパリでの会談を受けた措置。輸入許可は即時発効する。

中国税関当局は、関連要件を満たした豚由来のタンパク質飼料の輸入を許可すると声明で述べた。

フランス農務省によると、豚の内臓肉も中国に輸出できる豚肉製品リストに含まれる。

同省によると、中国はフランスの家禽(かきん)類に対する禁輸措置を、これまでのように全国的に適用するのではなく、鳥インフルエンザの発生が確認された地域に限定することにも同意したという。

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