「気持ち悪すぎ」の声も 洗濯物の干し方で夫と「地味に攻防戦」 多数派だったのは

こだわりで揉め事になることも多い洗濯(写真はイメージ)【写真:写真AC】

夫婦で家事を分担するなか、どうしても相手のやり方が気になってしまうことも。互いにこだわりがあったり、あとの作業を考えていなかったりで、揉めることも多いですよね。X(ツイッター)では、洗濯物の干し方についての投稿が大きな話題に。投稿主のぽちこ(@potiko0815)さんに、詳しいお話を伺いました。

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「どっちが多数派なんだろ」 圧倒的な支持を集めたのは…

「種類別に干したい配偶者(左)vs平行になるように干したい私(右)。これってどっちが多数派なんだろ。もしやどちらも少数派……? どっちでも乾くからどっちでもいいんだけどさ、なんかさ 地味に攻防戦が繰り広げられてる(笑)」

そんなコメントとともに投稿された2枚の写真。どちらにも、洗濯物が干されたピンチハンガーが写っています。左の写真は大きく左側に傾き、右の写真はほぼ平行な状態です。まったく同じものが干されているのに、順番や干し方の違いから、見た目にかなりの差が生じています。

日常の“あるある”に疑問を投げかけた投稿に、1.9万件もの“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には、「右 最終的に斜めになったら干してるもの入れ替えて平行にするよ」「早く乾かすためには長さがアーチになるように干すのがいいらしいので平行派です」「絶対に平行ですね。斜めとか気持ち悪すぎます」「斜めだと洗濯物と洗濯物の距離が縮まるじゃん。空気の流れ、悪くなるじゃん。種類順とか意味わからん」「これは永遠に終わらない論争だなw」など、投稿主の意見に共感する声が目立ちます。

ピンチハンガーかなり傾いた夫がこだわった干し方【写真提供:ぽちこ(@potiko0815)さん】

夫は種類別、妻は平行 家事に性格の違いが現れていて…

夫をネタにしたポストで、いつもフォロワーさんたちと盛り上がったり、励まし合ったりしているというぽちこさん。今回も「いつものノリ」で投稿したといいます。

大きな反響を呼んだ、夫婦での洗濯物の干し方の違い。夫が洗濯物を干す際にこだわっているのは「種類別」。色や長さを基準にそろえて、端から詰めて干していくスタイルです。

長いものが並ぶと必然的に重くなり、短いものが並んだほうは軽いうえ、使われていない部分も。そのため、ピンチハンガーはかなり傾いた状態になりました。

圧倒的な支持を集めたぽちこさんの干し方【写真提供:ぽちこ(@potiko0815)さん】

一方、ぽちこさんは洗濯物の重さが均一になるよう配置し、ピンチハンガーが平行に吊るせるように調整。端から詰めて使うのではなく、左右に空きを作っています。

共働きで厳密には分担を決めていないという、ぽちこさん夫婦。水回りや料理はぽちこさん、ゴミ捨てや掃除は夫がすることが多いといいます。ただ、洗濯はそのときどきで変わるそう。これまでも、それぞれ“こだわりの干し方”をしてきました。

干し方で乾くまでの時間が短くなるといったライフハック情報などもあり、ぽちこさんは今回の反響を夫と共有。“平行派”が多数派と知った夫は「まだ少し斜めですが、前よりは緩和されたと思います」と、やり方を変えつつあるそう。こだわりや効率的な方法を共有し合い、一緒に家事を回しているのが素敵ですよね。

大きな話題になったことについては、「夫をネタにすると『文句があるなら自分でやれ』『やってもらえるだけマシ』など、批判的なコメントがつくこともありますが、そういった批判もあまりなく安心しました」と語ったぽちこさん。

これからも互いの主張に素直に耳を傾け、協力し合って家事を乗り切ってくださいね。

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