岩手県八幡平市の八幡平樹海ライン(本県側16.2キロ)で大型連休中に雪崩が発生し、一時通行止めとなった。連日の気温上昇による影響とみられ、管理する県岩手土木センターは通行時の注意を呼びかけている。
同センターによると、雪崩は5日正午ごろに発生した。現場は麓の松川ゲートから12.5キロの地点で、道路脇に雪壁が続く「雪の回廊」。直後に除雪し、通行を再開した。けが人や物的被害はなかった。
今年は温暖な気候が続いており、県は除雪の委託業者らによる巡視を重ね、警戒を続ける。道路状況は同センターのX(旧ツイッター)などで確認できる。