インド総選挙、3回目の投票実施 モディ首相の出身地対象

Sumit Khanna Tora Agarwala

[アーメダバード/グワハティ(インド) 7日 ロイター] - インドで7日、下院総選挙の3回目の投票が行われ、モディ首相も出身地の西部グジャラート州で投票した。

総選挙は4月19日に始まり、7回に分けて実施。開票は6月4日に一斉に行われる。

一方、投票率の低さが懸念されている。1─2回目の投票率は2019年から若干低下。選挙管理委員会が発表した暫定値では、3回目は61.45%で、5年前の同じ段階での約66%より低くなっている。

世論調査ではモディ首相が率いる与党インド人民党(BJP)が容易に過半数を獲得すると予想されており、モディ氏は異例の3期目に入る見込み。

3回目の投票は11の州と準州が対象で、93議席が争われる。このうち、西部のグジャラート州とマハラシュトラ州、南部のカルナータカ州が50議席を占める。3回目で下院543議席のうち283議席の投票が完了することになる。

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