高度知識持つ外国人材確保へ 海外トップクラスの大学生とはオンライン面接 桑名市などが協定

外国人が働きやすく住みやすいまちを作ろうと、三重県桑名市は7日、人材の受け入れと生活支援などに関する包括連携について、外国人支援実施の企業と協定を締結しました。

労働力不足に対応するため、外国人の人材確保と日常生活の支援が求められる中、桑名市では「外国人からも選ばれるまち」を目指しています。

海外の大学に在学する学生と国内企業とのマッチングを行っている「ASIA to Japan(アジア トゥ ジャパン」と、外国人へ住居や生活支援を行う「wagaya Japan(ワガヤ ジャパン)」日本エイジェントと包括連携協定を結びました。

締結式では、桑名市の伊藤市長が「両者の知見を活用してパートナーとして外国人にも選ばれるまちづくりを進めていきたい」と話しました。

協定を結んだ3者は今後、多言語での部屋探しサポートや住環境などの情報発信をSNSで行っていくほか、海外トップクラスの大学を対象にしたオンライン採用面接会などを通して、高度な知識や技能を持つ外国人材を確保していきたいとしています。

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