サッカー=マンUのOB、テンハグ監督解任に言及 「時間切れ」

[7日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)の元選手らが、今季の成績不振を受けてエリック・テンハグ監督は時間切れとの見解を示した。

マンUは6日の試合でクリスタルパレスに敵地で0─4と大敗。ホームでも敗れており、同チームに初めてシーズンダブルを許した。これでシーズン13敗目となり、プレミアリーグに再編されてからクラブ史上最悪の記録。公式戦全試合での81失点も1976─77年シーズン以来ワーストの数字となっている。

OBのポール・スコールズ氏は6日の試合後、「プレミアリーグ・プロダクション」に対し、「ノウハウもなければ努力も足りず、非常に失望した」とコメント。テンハグ監督について「あと1年指揮を執るかもしれないと思っていたが無理だろう。消化試合のように見えるのは明らかだ」と語った。

マイケル・オーウェン氏は「彼に来シーズンの指揮は不可能。残り4試合であっても、首脳陣はここで手を打つべきではないだろうか」とコメント。イングランド協会カップ(FA杯)決勝が残っている今の段階で解任すべきとの意見を口にした。

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