米ヒューストンで第10回中米エネルギー企業協力フォーラム

米ヒューストンで第10回中米エネルギー企業協力フォーラム

5日、第10回中米エネルギー企業協力フォーラムであいさつする中国石油・石油化学工業設備工業協会の張冠軍(ちょう・かんぐん)秘書長。(ヒューストン=新華社配信/労承躍)

 【新華社ヒューストン5月8日】米国の「エネルギーの都」と呼ばれるテキサス州ヒューストンで5日、第10回中米エネルギー企業協力フォーラムが開かれた。中米両国の石油化学工業と関連する新エネルギー分野の企業に交流・協力のプラットフォームを提供し、両国の石油業と石油化学工業の投資、技術・設備のイノベーションと協力を促進する。

 米国のアル・グリーン下院議員がフォーラムであいさつし、中国のエネルギー企業家の訪問はエネルギー分野の交流と協力を促進するほか、中米の民間交流と商業往来を促し、両国関係改善の助けとなっていると述べた。

 中国石油・石油化学工業設備工業協会の張冠軍(ちょう・かんぐん)秘書長は、フォーラムの参加を通して、石油・石油化学工業が直面している課題とチャンスを検討し、業界の健全で持続可能な発展を推進し、中米両国のエネルギー企業間の協力関係をより一層深めることを希望すると述べた。

米ヒューストンで第10回中米エネルギー企業協力フォーラム

5日、第10回中米エネルギー企業協力フォーラムであいさつするアル・グリーン米下院議員。(ヒューストン=新華社配信/労承躍)

 フォーラムは水素燃料産業の発展とチャンス、二酸化炭素(CO2)の回収・貯留技術(CCS)の応用と協力の機会などをテーマとし、企業代表が見解や経験を共有した。

 今回のフォーラムは米国石油華商協会、中国石油・石油化学工業設備工業協会および米国南部山東商会の共催。石油の調査・開発や精製、化学工業、天然ガス、新エネルギーなどの中米企業計65社が参加した。

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