“最強者”トヨタを追い抜く!韓国ヒョンデが新たなハイブリッドカー生産へ=ネットには冷ややかな声

6日、韓国メディア・韓国経済は「新たなハイブリッドプラットフォームの開発を完了した現代自動車が、『ハイブリッドカーの最強者』トヨタ自動車を追い抜くと予告した」と伝えた。資料写真。

2024年5月6日、韓国メディア・韓国経済は「新たなハイブリッドプラットフォームの開発を完了した現代自動車(ヒョンデ)が、『ハイブリッドカーの最強者』トヨタ自動車を追い抜くと予告した」と伝えた。

記事によると、現代自動車グループは従来のハイブリッドカーに比べ出力、燃費ともに10%以上引き上げることが可能になる新ハイブリッドプラットフォーム(TMED-2)の開発を終えた。来年1月から本格的な生産に入るという。現代自の大型SUV「パリセード」から起亜自動車の小型SUV「ソネット」まで、ほぼ全ての車種に適用できる設計となっており、これを活用したハイブリッドカー展開でEVキャズム(普及化前の一時的な需要鈍化)を克服すると同時に、最強者トヨタの牙城を崩す計画だという。

現代自グループは10年代から、トヨタグループが保有する特許を避けるため独自のハイブリッドカープラットフォームの開発を進めてきた。特許庁自動車特許研究会によると、トヨタグループはハイブリッドカー関連特許を01~22年に9629件出願している。現代自グループの関連特許保有数は5951件。

記事は「現代自グループは新プラットフォームを活用したハイブリッドカーで『ハイブリッドカーの至尊』トヨタに挑戦状をたたきつける」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「うそばっかり。名前だけ買えて値段をつり上げようってんじゃないの?」「何年も前から追い抜くと言ってるのに、販売数の差はどんどん広がっていく謎」「20年前から言ってない?。ほら、追い抜いてごらんよ」「そんなことより急発進を解決して」「急発進問題を何とかすべき。一度の急発進であの世行き」「トヨタと現代自の最大の違いは耐久性と安全性。現代自は耐久性や安全より原価削減とデザインを、トヨタは耐久性、安全性、実用性を重視している」など、冷ややかな声が多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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