秋田県内行楽地、活況再び コロナ5類移行後、初のGW

ねぶり流し館で竿燈の妙技に見入る観光客

 新型コロナウイルス感染症の5類移行後初となるゴールデンウイーク(GW、4月27日~5月6日)の県内は、好天に恵まれ、行楽地は観光客でにぎわった。交通機関の混雑は昨年並みで、屋内施設の中には人出が減った場所もあったものの、受け入れ側からはかつての活況が戻りつつあるとの声が聞かれた。

 「外国からの団体客も戻ってきた。もうコロナ前の状態だと思っている」

 秋田市の市民俗芸能伝承館「ねぶり流し館」の担当者はそう語る。5類移行後、ホールの観覧者数の制限をなくし、差し手らとの触れ合いの時間も再開。連休中は市竿燈会による定期公演を行い、4日は約350人が妙技を堪能した。

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