諫早産ゴーヤーをPR JAながさき県央東部ハウス部会 市長に寄贈

出荷シーズンを迎えたゴーヤーを寄贈し、PRする谷渡部会長(右)=諫早市役所

 今月8日の「ゴーヤーの日」を前に、JAながさき県央東部ハウスゴーヤー部会の谷渡亮二部会長(58)らが7日、諫早市役所で大久保潔重市長に出荷シーズンを迎えた諫早産ゴーヤーを寄贈し、PRした。
 同部会は2020年に発足し、部会員は高来、小長井両町の34人。同部会によると、目ぞろい会を毎月開くなど栽培管理、選別を徹底していることが市場で高く評価され、22年度には設立3年目で販売金額が目標の1億円を突破した(23年度実績は約1億1770万円)。販売単価は22年度、23年度連続で、県内のゴーヤー部会ではトップだった。
 色づきの良さや、苦みが少なく肉厚な食感が特徴。23年度からは子どもたちに地元のゴーヤーのおいしさを知ってもらおうと、市内の市立小中学校に学校給食用としてゴーヤーを無償提供する取り組みも始めた。谷渡部会長は取材に「チャンプルー以外にも炒め物やスムージーにしてもおいしい。いろんな楽しみ方をアピールしていくことが課題。4、5年後には市内全体に部会員を増やしたい」と語った。

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