平野紫耀の広告コスメ品切れ情報を販売店に聞いた 男子にも影響拡大「SMAP&岡田准一の系譜」

平野紫耀(Number_i) (C)ピンズバNEWS

5月1日、Number_iの平野紫耀(27)が、コスメブランド・Wonjungyo(ウォンジョンヨ)から発売された初のヘアケアライン『Wonjungyo Hair』の広告キャラクターに就任。X(旧ツイッター)では商品名がトレンド入りしたり、品切れを嘆く声が出るなど、発売すぐから大いに注目を集めている。

「ウォンジョンヨのメイクアップアイテムはPLAZA(プラザ)などでも販売されていますが、5月7日時点でヘアケア商品の取り扱い店は、生活雑貨販売のLOFT(ロフト)のみ。そのため、発売日から全国のロフトを訪れたファンの声がXに多く寄せられています」(女性誌編集者)

発売されたのは、リペアシャンプーとリペアートリートメントの『スムース』と『モイスト』の各2種類で、計4種類。それにウィークリーコンセントレート トリートメントとスタイリングヘアオイルを加えた、全6商品。いずれも購入できたことを嬉々として報告する声、買えなかったことを惜しむ声が、Xに多く上がっている。

「平野さんが広告キャラクターを務めた商品は、あっという間に品切れになってしまう。今回もXのリアクションからもそれが伺えますが、もう1つ注目すべき点は“男性の購入層も多い”ということですね」(前同)

Xでは、

《こちらは平野さんのオタクより平野紫耀がやってるやつなら間違いなさそうだから使ってみようかなって話しながら商品を購入していく男子たちが多かった》
《若い男の人2人「平野紫耀かっこいい。すごっ!」って話し声が聞こえてニヤニヤしてしまった》
《私が見てたとき同い年くらいのJKも一緒に見てたけど帰り際覗いたら大学生くらいの男の人達が手にとって見てて嬉しかった》

と、男性人気の強さを感じさせる声も多く寄せられているのだ。

売れ行きに関して本サイトが『ロフト』の担当者に取材を申し込んだところ、平野の男性人気に関しては明言を避けた一方で、

「5月6日時点で、一部品切れになっているアイテムがあるほどです」

とのことだった。

「平野さんは昨年5月までKing&Princeとして活動し、グループは将来、“令和のSMAPや嵐のポジションになる”と言われていました。そして、キンプリでも特に人気だったのが平野さんで、男性人気も高かった。

極端な言い方になりますが、そもそも“若くてイケメンで旧ジャニーズ”という時点で、女性に人気があるのは当たり前の話だった。その一方で、国民的人気を誇る旧ジャニーズタレントは男性人気も凄く、平野さんもその系譜と言える存在でした」(前出の女性誌編集者)

■男子高校生の4人に1人が平野推しというアンケート結果が出たことも

たとえばSMAPはメンバー全員が国民的スターと言え、とりわけ木村拓哉(51)は「平成を抱いた男」と呼ばれていた。“キムタクヘアー”を真似したり、木村がドラマで着ていたジャケット、腕時計などを買い求める男性ファンは多かった。

他にもV6のメンバーだった岡田准一(43)や、元メンバーの長瀬智也(45)も含めたTOKIOなど、一時代を築いた旧ジャニーズのタレントは、基本的に女性だけでなく男性人気も高い傾向にある。

「平野さんも、自分を全く飾らない、天然でナチュラルな感じは男性から見ても好感度が高いし、何よりアーティスト活動をしている際は、普段のフランクさが吹っ飛ぶ、圧倒的なカッコよさを見せてくれますよね。

昨年1月、マーケティング企業が、“推しているジャニーズ”について高校生100人(男女比5:5)を対象にアンケートを取った際は、平野さんは1位だっただけではなく、男子票の約25%――男子高校生の4人に1人が平野推しだったという結果が出たこともあります。“地元のアニキ感”に魅力を感じる、といった声もありますね」(前出の女性誌編集者)

キンプリを脱退して“キラキラの王子様”というイメージではなくなったこと、インスタグラムで見せる奔放さなどからより男性人気が増した、という声もある。

加えて、Number_iとしてのアーティスト活動も絶好調。日本時間4月15日にアメリカ・カリフォルニア州で開催された世界最大級の野外音楽フェスティバル『Coachella Valley Music and Arts Festival』(『コーチェラ』)に出演したが、その様子はYouTubeで生中継され、男女問わず大いに注目を集めたことも記憶に新しい。

「現在、男性アーティスト界では、Number_iが急速に支持を集めていますよね。そして、その中心にいるのが平野さん。

今回、男子が多くウォンジョンヨの商品を買っていたと言われている件もそうですが、日本から世界を目指す、そのチャレンジを皆が応援したくなるグループの真ん中にいる平野さんは、今後も女性だけでなく男性人気もしっかりと獲得できる国民的タレントへと成長していくのではないでしょうか」(前同)

2024年、Number_iと平野の進化が止まらないようだ――。

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