シンプルな材料で作る、素朴でふっくらしたタイプのスコーン。 素材の味がダイレクトに伝わるから、おいしい発酵バターを使いました。 粉は、ほわっと軽い食感を出すために、タンパクの低いものをチョイス。 ザクザクした強めの食感にしたいなら、ドルチェやシュクレなどに替えても美味しいですよ。 バターも牛乳も、冷たいものを使ってください。 真夏は、粉も冷やすと上手にできます。 手の温度でバターが溶けないよう、手早く混ぜるのがポイントです。 スコーンは、焼きたてが一番おいしいものです。 翌日はトースターでゆっくり温め直すといいですね。 そのまま食べても美味しいように、ほんのり甘さを感じる配合にしていますから、まずは何もつけずに食べてみてください。 小麦とバターを味わったら、お次は好きなジャムやクリームをたっぷりのせてくださいね。 薄力粉のお菓子レシピ特集はこちら
by takacocoさん
このレシピの材料
数量:8~9cmの三角スコーン(高さ3cm強)6個分
薄力粉(バイオレット)… 200g
ベーキングパウダー… 7g
細目グラニュー糖… 40g
塩… 1g(ひとつまみ)
発酵バター… 70g
牛乳… 90g
下準備
・バターは1cm角に切って、使うまで冷蔵庫で冷やしておく。 ・全ての材料を計量する。 ・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。 ・オーブンを190℃に予熱しておく。
作り方
1.ボウルに薄力粉・ベーキングパウダー・グラニュー糖・塩を入れて、混ぜ合わせる。 角切りにした冷たいバターを加えて、ドレッジでバターを刻む。バターを細かくしながら、粉をまとわせていくイメージ。
2.バターが米粒くらいの大きさになって、全体がポソポソしてきたら、今度は両手でこすり合わせるようにして、バターをさらに細かくする。 バターが溶けないよう手早く作業する。
3.牛乳を加えてざっと混ぜ、グッと押さえながら、まとめていく。 台に出し、丸く整えたら、縦半分に切って、生地を重ねる。 最初の厚さになるまで手で押さえて、なじませる。
4.次は横半分に切って、再び重ねる。押さえて厚みを整える。 切って重ねる工程は、ボウルの中で行ってもよい。
5.平らな円に整え、ラップに包んで冷蔵庫で30分ほど休ませる。
6.台に出し、めん棒で厚さ2.5cmに伸ばす。 放射状に6等分に切る。 包丁は前後に動かさず、上からストンと落として押し切ると、きれいに切れる。 オーブンシートを敷いた天板にのせる。
7.刷毛で牛乳(分量外)を塗って、190℃のオーブンで15~16分ほど焼く。 各家庭のオーブンによって調整する。 焼けたら、ケーキクーラーの上に移す。 ぜひ、温かいうちにどうぞ。