5月は「自転車月間」 警察が安全利用の啓発活動

毎年5月は自転車の安全な利用を呼びかける「自転車月間」です。8日朝、福岡県内で利用者への啓発活動が行われました。

「自転車も車の仲間になります。ほかの歩行者や自転車に優しい運転を心がけましょう」

福岡県警では、自転車月間中に正しい交通マナーを守ってもらうため違反者の摘発や啓発を強化しています。

8日朝は県内35カ所で一斉取り締まりを行い、このうち福岡市南区の自転車の通行量が多い交差点では、警察官らが警告カードの交付や、去年4月に努力義務化されたヘルメットの着用などを呼びかけました。

福岡県警によりますと、去年7月の調査では県内のヘルメット着用率は10%にとどまっています。

着用していない場合、事故における致死率は約4倍となることから、警察はしっかりと着用し安全に利用するよう呼びかけています。

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