今シーズン開設される海水浴場の水質検査が5月から始まりました。宮城県内では13カ所で海開きが予定されています。
気仙沼市の大谷海岸では、5月8日朝、県から委託を受けた業者が検査のために海水を採取しました。検査では海水の透明度や油膜の有無、大腸菌の数などが調べられます。
県によりますと、今年、海水浴場の開設が予定されているのは、8日時点で13カ所です。このうち、仙台市の深沼海水浴場は東日本大震災以降、初めて開設されます。
一方、東松島市の野蒜海水浴場は、市が開設しない方針を示しています。また、気仙沼市のお伊勢浜海水浴場と、石巻市の渡波海水浴場については、いずれの市も「検討中」としています。
県の水質検査は5月中旬まで行われ、結果は6月以降、県のホームページで公表されます。