生田斗真「妊婦へのコメント」の謝罪騒動が他の芸能人へも飛び火 “バコプロ”平野紫耀にも厳しい声が

※画像は生田斗真の公式インスタグラム『toma.ikuta_official』より

5月7日、俳優の生田斗真(39)がインスタグラムのストーリーズ機能を更新。謝罪文を掲載した。

謝罪のきっかけとなったのは、生田が同月5日にインスタグラムの質問箱機能でコメントを募集した際の、妊婦のファンに対する返答だった。ファンの《今日で妊娠9ヶ月です 出産こわいよー》という声に対して、生田は《旦那様に無痛おねだりするか》と回答。これがX(旧ツイッター)に拡散されて、《旦那様におねだりって何?》《『出産こわい』が無痛分娩で全て解決すると思わないでほしい》など、批判の声が殺到したのだ。

「生田さんは2020年6月に俳優の清野菜名さん(29)と結婚し、22年3月には第1子も誕生している。妻が出産をし、彼もパパであるのにそうした発言をしてしまったことで、より叩かれてしまっているところもありますね」(女性誌編集者)

多くの批判が巻き起こったのを受けて、生田は7日に、インスタのストーリーズ機能で以下の謝罪文を掲載した。

《僕の発言で傷つけてしまった方がいるようです。ごめんなさい。

費用はかかってしまうけど恐怖心を緩和するためにも、一つの大切な選択だと勉強をしていたのでそれをご家族で話し合われる事もいいのではないかとお伝えしかったのだけど言葉足らずでした。

というか変な伝え方をしました。以後気をつけます!

質問くれた方も本当にごめんね!応援しているからね!》

今回の炎上には擁護の声も多く、

《生田斗真の無痛おねだり初見で読んだ時そのままのストレートな意味でなく「近くの頼れるパートナーとかと少しでも不安が和らぐ方法を話し合ってね」って意味だと思ったから全然何とも思わなかった。そんなに炎上するかね。てか芸能人が忙しい合間にうっかりやって大量にきた質問箱に何を求めてんだ》
《自分が言われたわけでもないのに、なんで怒ってんの???SNSで簡単に共有できるようになって他人の感情まで勝手に解釈して怒ってんの???その言われた本人、炎上騒ぎになってるの恐らく後悔してるよ?出産間近の人間に与えていいストレスじゃない》

といった声も、Xには寄せられている。

そんななか今回、生田に対する厳しい声に留まらず、“芸能人が質問箱をやる”ということにも批判的な声が多く上がる事態となってしまっているのだ。

《芸能人基本個人で質問箱も配信もしないでほしいこんな感じで簡単にボロが出るから》
《旧ジャニがSNS解禁しなかった理由がよく分かる(※生田は23年11月まで旧ジャニーズ所属)。というかSNSは良いけど、質問箱はマジやめた方がいい》
《芸能人は少しでも自分の倫理観などに不安を持つならインスタで質問箱やSNSをしない方が身のためだ。》

などなど、“飛び火現象”が起きている。

■“バコプロ”平野にも飛び火して……

インスタの質問箱を活用している芸能人――具体的にはNumber_iの平野紫耀(27)にも厳しい声が出ていて、

《生田斗真も平野紫耀もしかしてみんなの憧れがどんどんキモくなってくのきつい》
《平野紫耀も生田斗真もやけど、SNSやっても質問箱やらんとってほしい。質問箱の返答で幻滅しがちやから》

と、Xでは平野の質問箱に言及する意見もある。

「平野さんは、質問箱機能で積極的にファン対応をしていますからね。自分を質問箱のプロ“バコプロ”と評しているほか、珍回答から真摯な回答まで内容はおおむね好評です。しかし、あまりにも自然体すぎることで、発言が下ネタと取られてしまったり、“ヤンキーみたい”“イメージが崩れた”などと指摘する声もありましたね。

平野さんはKing&Prince(23年5月脱退)時代はキラキラの王子様というイメージもあったため、そのギャップも影響していると考えられます」(前出の女性誌編集者)

インスタの質問箱に関しては、timeleszの菊池風磨(29)を思い出す声もある。

timeleszは4月1日にグループの急な新メンバー募集で世間をざわつかせたが、菊池は翌2日に《なんでも答えます。なんでもください》と質問箱を設置。真摯に回答を続けたことでファンを安心させて信頼を取り戻す、という出来事があった。Xではそれを引き合いに、

《あれ(質問箱)で好感度上がったのふまくらいでは、、、》
《インスタのストーリーでの質問箱、すごいスピードで笑いも取りながら誰も傷つけない返しをどんどんしていけるのは菊池風磨くんレベルの頭脳じゃないとたぶん無理》

といった意見が寄せられている。

芸能プロ関係者は話す。

「インスタの質問箱によって、芸能人とファンの距離感は以前にも増して近くなり、ファンは芸能人との会話のキャッチボールを楽しめるようになった。そして、芸能人たちは多忙な合間をぬってファンを喜ばすために質問箱を活用してきました。平野さんに至っては、毎回100近くのコメントに返信しています。

しかし今回、生田さんの大炎上騒動が起きてしまった。質問箱では、質問主に対しての返答が外部に拡散されて、結果的に質問箱を行なった芸能人が炎上するリスクも明らかになった。質問箱の言葉足らずだった返答が大炎上し、本人が公に謝罪をしなければならないというのは、あまりにもリスキーですよね。対応を間違えば、俳優業やCMへの影響も出てくる可能性はあるでしょう。そうなると、“もうやめよう”となるのが普通ですよね。

今回の飛び火含みの炎上騒動によって、生田さんだけでなく平野さんを筆頭に、多くの質問箱愛用タレントが、今後やらなくなってしまうかも、と懸念する声もあります。そうなれば、ファンは大きな楽しみを失ってしまうわけで……とても難しい問題ですよね」(前同)

気軽に利用できる質問箱。だが、リスクはかなり大きいと言えそうだ……。

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