富山労働局は新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金の不正受給に、富山市の社会保険労務士が関与していたと発表しました。
雇用調整助成金の不正受給に関与したのは、富山市の社会保険労務士・堀田潤氏です。
富山労働局によりますと堀田氏は、県内の事業所が助成金を申請する際に、実際の休業日数より多く休業したと嘘の書類を作成し、554万円あまりを不正に受給させたということです。
事業所は受け取った助成金を全額返納し、堀田氏は富山市の社会保険労務士法人に所属していましたが退職しています。
堀田氏は、おととしにも雇用調整助成金の不正受給に関与したと労働局が公表していました。
労働局は堀田氏を刑事告発するかどうか厚労省と協議しているということです。
