佐藤千亜妃、「またたび」が映画『化け猫あんずちゃん』主題歌に決定

きのこ帝国の活動休止後は、ソロとして活動し、TikTok急上昇チャート1位となった「夜をループ」や宇多田ヒカル「Automatic」のイントロをサンプリングした「タイムマシーン」、YOASOBIのikuraこと幾田りらを迎えた「線香花火 feat. 幾田りら」などで話題を集めているシンガー・ソングライターの佐藤千亜妃の楽曲「またたび」が、映画『化け猫あんずちゃん』の主題歌に決定しています。

7月19日(金)より全国公開となる映画『化け猫あんずちゃん』は、久野遥子、山下敦弘がダブル監督を務め、俳優の森山未來が主人公の化け猫の声と動きを担当し、第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」、アヌシー国際アニメーション映画祭2024 長編コンペティション部門への出品が決定するなど、世界中から注目されている作品。予告編、追加キャスト、ポスター・ヴィジュアル公開とともに、主題歌も発表されました。

予告編では、映画のキャラクターである化け猫のあんずちゃんと少女・かりんが出会い、逃走劇を繰り広げる姿が映し出されるなか、本作のために書き下ろされた「またたび」の一部を聴くことができます。優しい歌声とあたたかな音色が、あんずちゃんとかりんが巡る奇跡のような物語を包み込む楽曲に仕上がっています。

佐藤は「人は誰しも、“あの夏”の思い出があるんじゃないかと思います。祭りの音、ぬるいラムネ、通り雨。『化け猫あんずちゃん』は日常と摩訶不思議な世界が隣り合わせにある作品で、まさに幼少期の頃に見た真夏の夜の夢のようです。そして主題歌〈またたび〉は、それぞれの胸の中にある“あの夏”に思いを馳せる楽曲になったかなと思います。痛みを抱えながらもそれでも生きてゆく、全ての人生へ。その人生が、素敵な旅になりますように」とメッセージを寄せています。

また、佐藤は、新ヴィジュアルを公開。クラシックカーから顔を出し物憂げな表情を浮かべ、どこかノスタルジーを感じさせる色合いが印象的なヴィジュアルとなっています。

©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会

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