大谷翔平が突入する前人未到の領域 歴代スラッガーを圧倒…驚異の“220”

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷の「OPS+」はメジャー1位の220…DHの史上最高更新が有力視される

■ドジャース ー マーリンズ(日本時間8日・ロサンゼルス)

ドジャース・大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地・マーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場した。試合前時点で11本塁打、打率.370など驚異的な成績を残しているが、打撃指標でもその凄さが分かる。「OPS+」220はメジャートップで、指名打者としての記録更新に米メディアも注目している。

OPS+はリーグ平均のOPSを100とした時、どれくらいその打者が優れているか測る指標。米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組「MLBナウ」は、公式X(旧ツイッター)で、指名打者のシーズン最高OPS+のトップ5を紹介した。最低でも100試合以上に出場し、そのうち70%をDHとして出場した選手を対象にしている。

1位は1995年のエドガー・マルティネス(マリナーズ)で185、2位は昨年の大谷で184。3位以下は2006年のトラビス・ハスナー(インディアンス)の181、2014年のビクター・マルティネス(タイガース)の172、2007年のデビット・オルティス(レッドソックス)の171となっている。

この投稿では「火曜日(日本時間8日)を迎える時点で(大谷は)OPS+220をマークしている。殿堂入りした(エドガー・マルティネス)を上回る成績を残すことができるか?」と綴っている。現状のペースなら、とんでもない新記録が生まれることになる。(Full-Count編集部)

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