J2最下位の群馬が大槻毅監督との契約を解除「現状に対して責任を感じています」

J2のザスパ群馬は5月8日、大槻毅監督との契約を双方合意のもと解除すると発表した。

51歳の大槻監督は、浦和レッズを指揮した後、2022年から群馬を率いていた。

1年目は20位、2年目の昨季は11位。今季は飛躍が期待されるも、ここまでの14試合で1勝と苦しみ、最下位に低迷している。

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群馬を離れる指揮官は、クラブの公式サイトで以下の通りコメントした。

「シーズン途中でチームを離れることとなりました。2年4か月、大変お世話になりました。勝ち点を積み上げられない現状に対して責任を感じています。

クラブを支えていただいているパートナー企業の皆様、試合運営でいつもサポートしていただいているボランティアスタッフの皆様、Jリーグの中でも本当に素晴らしいスタジアムのピッチを用意していただいているスタッフの皆様、トレーニング環境を提供していただいている関係者の皆様、そして、いつも良い準備をしてくれた選手、チームスタッフ、クラブスタッフの皆様、そのほかにもたくさんの方々に支えられて、仕事をさせていただいたことに感謝いたします。

特に毎試合、サポートしていただき、いつもホームの試合でスタジアム入りする際に素晴らしい光景を作っていただいたサポーターの皆様には心より感謝いたします。私はあの光景にいつも勇気をいただきました。チームからは離れますが、ザスパ群馬の成長、成功を心から願っています」

なお、武藤覚ヘッドコーチが後任を務める。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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