パドレス、サヨナラ負けで再び借金1 連投の松井裕樹は今季18試合目で初の救援失敗

○ カブス 3x-2 パドレス ●
<現地時間5月7日 リグリー・フィールド>

サンディエゴ・パドレスがサヨナラ負け。松井裕樹投手(28)が今季初の救援失敗を記録した。

1点先制を許したパドレスはカブス先発の今永昇太を攻略できず、7回まで無得点。しかし8回表、先頭の代打アラエスが内野安打で出塁すると、1番プロファーが左中間スタンドへ6号2ラン。今季最長イニングへ入った今永を捉え、逆転に成功した。

リードを奪った8回裏、4番手として松井が登板。先頭打者トークマンに四球を与え、3番ベリンジャーには安打で無死一、三塁のピンチを背負うと、前日の試合で本塁打を浴びた4番モレルに中犠飛を打たれ、痛恨の失点。続く5番ハップを遊ゴロに打ち取るも、併殺は取れず、イニング途中で5番手エニエル・デロスサントスへ交代となった。

パドレスは9回表に二死一、二塁の好機を迎えるも無得点。そして9回裏、回跨ぎのデロスサントスが先頭打者ブッシュにサヨナラ本塁打を被弾。惜敗を喫し、借金1となった。

この試合の松井は0/2回12球を投げて1安打、1四球、1失点という内容で、今季18試合目にして初の救援失敗。連投で2戦続けて失点を喫し、防御率3.78となっている。

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