【MLB】「まだ投げるんかい」米メディアが驚き、山本由伸が8回97球2失点で4勝目 「19球連続ストライク」の球団記録も

ドジャース山本由伸投手が7日(日本時間8日)、本拠地ドジャースタジアムでのマーリンズ戦に先発登板。8回5安打2失点5奪三振の好投でメジャー4勝目を挙げた。

◆【実際の動画】「カッコ良すぎる…!」マウンドを降りる山本由伸を地元ファンがスタンディングオベーション!8回2失点で4勝目

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山本は初回の立ち上がり、先頭のジャズ・チザムJr.外野手に初球のフォーシームを痛打され被弾。わずか1球で先制点を奪われるも、2回以降は立ち直り、鋭いスプリットと高めのフォーシームを駆使して相手打線を封じ込めた。

6回表にはブライアン・デラクルーズ外野手にも一発を浴びたが、こちらもソロ本塁打と致命傷にはならず。結局8回97球を投げ5安打2失点、ハイクオリティスタートで試合を作りメジャー4勝目。チームの6連勝に大きく貢献した。

MLB公式『Baseball Savant』によると、全97球の内訳は、最速96.4マイル(約155.1キロ)のフォーシームが39球、スプリット30球、カーブ15球、カッター9球に加え、1日(同2日)から“解禁”したというスライダーが4球。初回の立ち上がりには「19球連続ストライク」を記録した。MLB公式によると、これは投球解析が始まった2000年以降では球団初とのこと。

山本は試合後にメディアの取材に応じ、「ストライク先行のピッチングで上手く打ち取れたのが良かった。先頭にはホームラン打たれたんですけど、そこからは落ち着いて良いフォームで投げられたと思います」と登板を振り返った。また、シンカーを試投したのではないかとの情報もあるが、本人からは現在のところ確認がとれていない。

試合は初回から、ドジャースのマックス・マンシー内野手がグランドスラムを放ち主導権を握ると、3回裏にもギャビン・ラックス内野手の本塁打などで4点を追加。序盤で大量点を挙げドジャースが8-2で勝利。貯金12でナ・リーグ西地区唯一の勝ち越しとなり、早くも首位独走態勢に入っている。

なお、この日「2番DH」で出場した大谷翔平投手は、2打数無安打2四球。連続試合安打は6でストップしている。

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