「ケンカするのか」などと体育館で一方的に因縁をつけて、後頭部を平手で殴打する暴行を加えたとして8日、会社員の男が出雲警察署に逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、島根県出雲市に住む会社員の男（53）です。
出雲警察署によりますと、男は去年11月12日午前9時15分頃、出雲市内の体育館ロビーで、体育館の利用者であった被害者の10代の男性に「ケンカするのか」などと一方的に因縁をつけ、被害者の男性の後頭部を平手で1度殴るなどの暴行を加えた疑いがもたれています。
男は被害者に前触れもなく近づいてきて因縁をつけたということです。
事件関係者から、「突然殴られた」という旨の通報があり、防犯カメラを確認するなど所要の捜査を行ったところ、男の犯行が明らかになったとして、8日午前7時12分に通常逮捕しました。
被害男性にけがなどはないということです。
男は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。
二人に面識はなく、警察が詳しい動機や経緯、余罪などについて、引き続き調べています。
