938個の土のう 希望する市民に 梅雨時期を前に高校生が製作

福岡県久留米市の高校で、大雨による水害に備え、高校生らが土のうの作り方などを学ぶ体験会が行われました。

久留米市の県立三潴高校で8日、3年生の生徒約90人が土のう作りを体験しました。

この取り組みは、大雨による川の氾濫や浸水などの被害が頻発する久留米市で、市民の防災意識を高めるプロジェクト「みんなで流域治水!」の一環として去年から行われているものです。

体験会で生徒たちは、消防団に土の詰め方や袋の結び方などを教わりながら、2人1組になって938個の土のうを作りました。

生徒「紐を結ぶときとかが難しかったです。洪水とかの被害があったところに使ってほしいなと思います。」

生徒「地域の人と交流しながら楽しく作り方を覚えられますね。もっと僕らがいっぱい頑張って作って、活用してもらえたらと思います」

生徒たちが作った土のうは希望する市民に配られる予定です。

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