巨人の大城卓三捕手(31)が8日、出場選手登録を抹消された。代わりに山瀬慎之助捕手(23)が今季初めて一軍に昇格した。
中日戦(バンテリン)前に取材に応じた阿部慎之助監督(45)は、「成績もそうだし、1番メインは気分転換ということで。それで落とした」と理由を説明した。
昨季はWBCに出場しベストナインに選出された大城卓だが、ここまで23試合で打率1割8分8厘、3打点。20打席連続無安打中と打撃不振に陥っていた。
大城卓と2人で話したという指揮官は、「持っているものは素晴らしいものを持っているんだから。とにかくまた野球が楽しいなとか、もう1回そういう原点に戻ってきてほしいと言った」と明かした。
期間については「大城の状態次第で。本人から言わせるようにする。まあ、基本は無期限だけど」と自己判断に委ねるという。