農業の面白さを伝えようと、愛媛県の伊予農業高校の生徒が地元の幼稚園を訪ね、園児たちと野菜の苗を植えました。
8日は伊予農業高校園芸流通科の3年生31人が、近くの天使幼稚園を訪問し、年長の園児47人と今年3月に種を撒き育ててきた、トマトやオクラなど4種類の苗を植えました。
園児たちはお好みの苗を選ぶと、お兄さんやお姉さんに穴の掘り方や土の被せ方などを教わりながら、丁寧に植えていきました。
――きょうは何が楽しかった?
園児
「野菜を植えたことです」
――野菜は好きになれそう?
園児
「うん」
作業を通じてすっかり仲良くなった園児と生徒たちは一緒に遊ぶなど、さらに交流を深めていました。
伊予農業高校の生徒
「これを機会に自分の作った野菜が美味しいと思ってほしい」
きょう植えた野菜は、今後も時々伊予農業高校の生徒が幼稚園に訪れながら、一緒に育てるということです。