Nintendo Switch後継機、2025年3月に発売? 今年秋に正式発表か

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任天堂はようやく「Switchの後継機種」、いわゆるスイッチ2に関して公式に言及した。新型ゲーム機ではなく「後継機種」と表現したことは、ソフトウェア資産を継承する後方互換性を示唆したとも解釈できる。ともあれ、「アナウンスを今期中に行います」と述べるに留め、いつ正式発表し、発売するかは明らかにしていない。

そんななか信頼性の高い情報源が、スイッチ2は2025年3月中に発売される、と主張している。

ブラジルのジャーナリストPHことPedro Henrique氏は、今年の秋頃に最初の正式発表があり、1月に第2弾、そして3月に正式発売という当初のスケジュールは変わっていないとYouTubeにて述べている。これは初代スイッチの発表・発売と、ほぼ同じタイミングである。

今年初め、スイッチ2は「2024年3月に発表、年末商戦期に発売」との噂話が有力となっていた。だが、急きょ任天堂が発売時期を2024年末から2025年初頭に変更したとPH氏が主張。海外の大手ゲームメディアVGCとEurogamerが、それぞれ独自の情報源から裏付けを取っていた。

さらにPH氏は、関係者から聞いた話として「スイッチ2の発表は6月」と任天堂ファン掲示板Famiboardsに書き込み。任天堂による唐突なアナウンスは、それに反応した可能性がある。

新たなビデオで、PH氏は6月のNintendo Directにつきコメント。そこでは過去作のリマスター版が公開され、『メトロイドプライム4』(2017年のE3で発表されながら未発売)も2024年後半の発売に向けて正式に発表される可能性があるという。

6月のダイレクトに続いて、8月にはIndie World(様々なインディーゲームを紹介)、さらにパートナーダイレクト(サードパーティを中心としたダイレクト番組)が開催。もっとも、後者はスイッチ2関連の発表と重なる可能性があるため不確定とのことだ。

すでにスイッチ2の仕様に関しては、複数の信頼性が高い情報源が発信しており、それらがほぼ矛盾なく符合している。

すなわち、初代スイッチの大成功を受け継ぐために後方互換性を実現し、「携帯ゲーム機と据え置き機のハイブリッド」も外せないため素のパフォーマンスは抑えられる。そして内部的には低解像度で描画し、超解像技術とレイトレーシングにより表現を底上げする、という方向性である

これらは最新技術というわけでもなく、ハードウェアは数年前に完成していてもおかしくはない。それでも2025年初頭まで発売を引き延ばすのは、目玉となるマリオやゼルダなどファーストパーティタイトルの開発が遅れているのかもしれない。

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