岩手初Vの米澤蓮に祝福メッセージ500件「目先の試合に集中できる」

地元をもっと盛り上げたい(撮影/谷口愛純)

◇国内男子◇For The Players By The Players 事前(8日)◇THE CLUB golf village(群馬)◇7172yd(パー71)

米澤蓮の「中日クラウンズ」での初優勝は、地元の岩手日報でも『ゴルフ国内男子ツアー岩手県人初優勝』として大々的に報じられた。

愛知での試合を終えてそのまま群馬に移動したため、まだ地元には戻っていない。それでも、今年からサポーターとして応援してくれている同紙を始め、地元からの祝福はしっかり本人に届いている。「ものすごく盛り上がっているなと感じていますし、これからも盛り上げていけたら」と、500件近く届いた祝福のメッセージで初優勝を噛みしめた。

この日は練習だけにとどめた(撮影/谷口愛純)

優勝の余韻と同時に、優勝争いの疲れもまだ残っている。「精神的に疲れたけど、試合が始まってしまえば感じないと思うので、しっかり良い調整ができれば」と火曜(7日)はプロアマで18ホールをプレーし、この日は打ち込みのみにとどめて最終調整を行った。

2週連続Vをかけて臨む(撮影/谷口愛純)

今週は通常のストローク方式とは異なり、ポイント制を採用したステーブルフォード方式で行われる。ポイント制での試合は始めてだが、「先週も良いゲームプランを保って優勝できた。今週も特別なことをするのではなく、今までやってきたことを今週も」と普段通りのマネジメントで臨む予定だ。

「優勝で荷が下りたじゃないですけど、もっと楽にプレーできるところもあると思う。もっと、目先の1試合に集中していける」と2週連続優勝をかけた1週間に臨む。(群馬県安中市/谷口愛純)

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