はりひなペア 準決勝敗退。世界1位の中国ペアにストレートで敗れる【卓球 サウジスマッシュ】

サウジスマッシュ2024<5月1~11日/サウジアラビア ジッダ>

8日、混合ダブルス準決勝で張本智和(20=智和企画)/早田ひな(23=日本生命)が、王楚欽(23)/孫穎莎(23=中国)にゲームカウント0-3で敗れ、決勝進出はならなかった。

昨日、パリ五輪の出場権を正式に獲得し、今大会でもベスト4入りを果たしたダブルス世界ランク3位の"はりひな"ペア。

続く準決勝は、同1位で同じくパリ五輪の出場資格を獲得している中国最強ペアと対戦。世界卓球では2021年、2023年と2大会連続決勝で敗れており、パリ五輪でも最大の難関になることは間違いない。

五輪2大会連続の金メダルを達成するためにも、"はりひな"が絶対に越えなければならない壁だ。

出だしからハイレベルなラリーが繰り広げられた第1ゲーム。張本のバックストレートへの攻撃などで終盤に5連続ポイントをあげて先にゲームポイントを握るが、逆転を許して10-12で落とす。

第2ゲームは早田がチキータレシーブを両サイドに打ち分けてチャンスを作る展開。7-10から2本連取で9-10としたが、次の1本は王楚欽の超高速チキータに張本がノータッチで抜かれて、ゲームを連取される。

第3ゲームも2-5から同点に追いついた日本ペア。終盤も粘り強いプレーでなんとか食らいつき、9-9では王楚欽のチキータを早田がフォアで狙い打ってついに逆転。

しかしまたもゲームポイントを生かせず、10-12で落として悔しいストレート負け。しかし、パリ五輪に向けて、手応えも感じさせる試合内容だった。

<サウジスマッシュ2024 混合ダブルス準決勝>
張本智和/早田ひな 0-3 王楚欽/孫穎莎(中国)
10-12/9-11/10-12

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