タイガース打線の援護も…前田健太が2回5安打7失点で失意の降板「攻撃陣の貴重な援護を無駄にした」と米記者

現地時間5月7日(日本時間8日)デトロイト・タイガースの前田健太は敵地でのガーディアンズ戦に先発登板。2回を投げ5安打7失点と低調な内容となったが、タイガースが11対7と逆転勝利を収め、前田に勝敗はつかなかった。

先発のマウンドに上がった前田は、1点リードで迎えた初回、2四球でピンチを迎えると、2死一、二塁からガーディアンズの5番ウィル・ブレナンに適時二塁打を浴びて逆転を許す。2回にはタイガース打線の援護もあり4点を奪って逆転するも、2回裏にはガーディアンズの1番エステバン・フロリアルと3番ホセ・ラミレスにタイムリーヒットを打たれ追いつかれると、4番ジョシュ・ネイラーには勝ち越しの2ラン本塁打を許し、この回でマウンドを下りた。

試合終了後、デトロイト地元紙『Detroit Free Press』のエヴァン・ペツォルト記者が自身のXを更新「右腕の前田健太は、攻撃陣の貴重な援護を無駄にした。初回に2失点、2回に5失点。タイガースは7-5で2回裏2アウト」と綴り、タイガース打線の援護も虚しく5安打7失点の前田に言及している。
また米デトロイトの地元メディア『Click On Detroit』のデリック・ハッチンソン記者も自身のXを更新「前田が貴重な攻撃陣の爆発を無駄にしたのは、すでに2度目だ」と綴り、前田の投球に不満を示している。

2回7失点の投球で援護を守り切れなかった前田に対し、SNS上では「今季は調子悪いね」「全然通用してないなぁ」「球威が相当衰えてるんだろうな…」「防御率が悪すぎる」「次がんばって」「応援してるよ」と厳しい声やエールが送られた。

前田は、今季ここまで7試合に先発登板し、1勝1敗、防御率6.75としている。

構成●THE DIGEST編集部

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