日本がラオスの道路橋梁の改修支援

日本政府はラオスに、戦略地域での道路や橋梁の改良工事のための設備や車両の購入に、15億円(940万米ドル以上相当)の無償資金協力を提供するという。無償資金協力についての協定は、5月3日にビエンチャンで、公共事業運輸省の代表と他の関係者たちの立ち合いのもと、ラオス外務省副大臣のフォクサイ・カイカムピトゥン氏(Phoxay Khaykhamphithoune)と駐ラオス日本大使の小林賢一氏が署名した。この協力資金は、ラオス北部の道路13号・11号・R2号や、地域諸国と重要な繋がりを提供している他の道路の改善に使用されるそうだ。

フォクサイ氏は、インフラ開発はどの国にとっても、社会と経済の発展に重要な一環であると言っていた。ラオス政府もインフラの整備、特に港がない国にとって主要な交通網である道路のアップグレードを重要視しているという。加えて、この最新の道路改善プロジェクトは国際輸送・貿易・観光にとって巨大な後押しとなり、また、ラオスの社会と経済の発展を促進し、ラオス国民の生活の質を段々向上することができると言われている。フォクサイ氏は今後の更なる支援への期待を込めて、日本政府と国民からのラオスの各分野での発展への持続的な支援を感謝した。小林大使からは、日本はこれからもラオスの協力パートナーとして、両国の包括的戦略パートナーシップの下で、ラオスの発展を促進するという目標のため、より緊密な関係を求めると述べた。

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