福岡国際空港 インバウンド増も純損益は24億円赤字

福岡国際空港は昨年度の決算を発表しました。営業収益は過去最高となりましたが、純損益は24億円の赤字となっています。

営業収益は過去最高に

福岡空港を運営する福岡国際空港の昨年度の営業収益は前の年度に比べて64%増の512億円で、過去最高となりました。国際線の旅客数が706万人とコロナ禍前の2018年度を上回ったことなどが要因とみています。

純損益は、国際線のターミナルビルの改修工事などに伴い24億円の赤字となりましたが、前の年度と比べて赤字幅は67億円縮小しました。

福岡国際空港田川真司社長
「インバウンドは3割くらいコロナ前と比較しても増えています。一方アウトバウンドについては(コロナ前の)7割程度(JUMP)円安の影響もあってまだまだ伸びていない」

福岡国際空港は、今年度も駐車場の整備などに伴い70億円の赤字になると見込んでいます。

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