SNS型ロマンス詐欺で40代女性が145万円被害 自称外国人の指南役の指示に従う(鳥取・米子市)

米子市の40代女性がいわゆる「SNS型ロマンス詐欺」で145万騙し取られていたことが分かりました。

鳥取県警によりますと米子市の40代の女性は、2024年2月中旬頃、見知らぬ女とLINEメッセージでやりとりをするうちに友人関係になり、この女から「おじさんが投資の仕事をしている。リスクのない投資先を知っている。私も投資をして生活している。一緒に投資をしよう」などと誘われ、女から教えられた投資に関するアプリを登録。

その後、3月11日に女から紹介された投資の指南役とされる自称外国人で「顧客サービス担当」を名乗る人物の指示に従い預貯金口座を開設して5万円を振り込んだところ、アプリ上で利益が出たことからこの指南役に出金を依頼。
女性名義の口座に依頼した1万円が入金されたことから女性はさらなる利益に期待して3日後と10日後に各70万円を入金。
以降も女性は投資を続けていましたが利益を含め全額を引き出そうとしたことろ手数料を要求されたことから警察に相談して被害が発覚しました。

被害総額は145万円で警察はSNS型ロマンス詐欺とみて捜査を進めています。

警察はネットで知り合った面識のない人からの投資話を安易に信用せず、ひとりで判断することなく周囲や警察に相談するなど注意を呼び掛けています。

2024年、鳥取県内の「SNS型ロマンス詐欺」と「SNS型投資詐欺」の被害件数はこれまで14件、被害総額は2億2039万円で2023年に比べて大幅に増加しています。

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