「有機フッ素化合物」問題 委員会設置で継続調査 広島県東広島市

東広島市の瀬野川周辺で高濃度の有機フッ素化合物が検出された問題で、市は健康への影響を検討する委員会を立ち上げることにしています。東広島市では瀬野川水系では国の指針値を大幅に超える有機フッ素化合物が検出されました。市は汚染した地域に住む上水道が通っていない16世帯を対象に、給水管の設置費用を補助することにしています。また、汚染の原因が弾薬庫の敷地に由来する可能性が高いとして米軍に調査を要請していますが、回答はないということです。

■東広島市 高垣市長

「原因がどこにあるのかということをきっちりと検証、確かめないと以降の対応が

なかなかできないと思うんですよね」

市は河川や地下水の調査を継続するとともに、今後、健康への影響を学術的に検討する委員会を立ち上げることにしています。

【2024年5月8日 放送】

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