“ネズミの一部”食パンに混入 敷島製パン 山梨など15都県で「超熟」自主回収 山梨県

名古屋市に本社がある敷島製パンは8日、販売していた食パンにネズミの一部とみられる異物が混入していたとして山梨を含む15都県の販売エリアで商品を自主回収することを明らかにしました。

異物が混入していたのは敷島製パンがパスコ東京多摩工場で生産した「超熟山型5枚スライス」です。

敷島製パンによりますと、5月5日と7日に群馬県内の購入者2人から「食パンの中に異物が混入している」と連絡があり、商品を調べたところ「ネズミの一部」が混入していたということです。

自主回収の対象となるのは同じラインで生産した「超熟山型5枚スライス」と「超熟山型6枚スライス」の計10万4000個。

消費期限が5月7日から11日のもので、英数字3けたの管理番号が「A」で始まる商品です。

販売エリアは山梨を含む15都県で、県内では主にスーパーで販売されていたということです。

敷島製パンは「今後このような事態が再びないよう品質管理体制の強化に努めていく」としています。

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