戦後最多の6人出馬か 知事選5月9日告示 県選管は届け出受付リハーサル【静岡県知事選】

15年ぶりの静岡県の新たなリーダーを決める戦いが5月9日スタートします。知事選への出馬を8日までに表明しているのは6人。戦後最も多くなると予想され、スムーズな受付ができるよう県庁ではリハーサルが行われました。

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<県選挙管理委員会 山岸達生書記長>
「立候補の届け出が無事に済むことにより初めてスタートします。正確かつ迅速な事務処理を行うようお願いします」

リハーサルは告示日当日の受付事務を円滑に行うため、県選挙管理委員会が実施しました。

選管の担当者が各陣営の事務員役を前にくじ引きのほか、選挙事務所の標札、運動員の腕章の確認など、届け出事務の流れをチェックしました。受付は9日午前8時半からです。

今回の知事選には8日時点で6人が出馬を表明しています。

1人目は、元副知事の大村慎一氏。道路や河川の整備など、「防災対策」に力を入れていきたいと訴えます。

<大村慎一氏>
「ふるさとの元気で明るい未来をつくっていきたい」

2人目は前の浜松市長の鈴木康友氏。スタートアップ企業の支援など地域特性を生かした「産業政策」に力を入れていきたいと話します。

<鈴木康友氏>
「もう一度原点に立ち戻り『やります!』の精神で、これからの県政の舵取りをしていきたい」

3人目は共産党県委員長の森大介氏。リニア工事や原発再稼働反対の姿勢を示しています。

<森大介氏>
「県民の命と暮らしを守り、希望の持てる県政を実現したい」

4人目は政治団体代表の横山正文氏。「リニア中央新幹線を早く開通させたい」という思いから出馬を決めたと話します。

5人目は自営業の村上猛氏。特に訴えたい政策について「リニア工事の計画を根本から精査したい」と話します。

6人目は会社役員の浜中都己氏。国民が様々な要望を出すことができる権利「請願権」の拡充を重点政策に挙げています。

混戦が予想される知事選は26日が投開票です。

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