多久の魅力歩いて発見を 市制70年記念 アートやスポーツ体験、グルメも 5月12日にイベント「7つの輝」

ウオークイベントでは、多久市の商店街を彩るウオールアートなどを巡る

 散策を楽しみながら多久市の魅力を発見するイベント「多久で体感! アートとウオークで7つの輝」が12日、多久市まちづくり交流センターあいぱれっとを発着点に開かれる。市制施行70周年を記念した催しで、まちなかのアートや最新のスポーツ施設など市内7カ所を巡り、旬の食べ物も味わえる。申し込み不要で、参加無料。

 市とJR九州が共催する。コースは約7.7キロで、JR多久駅周辺に点在するウオールアートを見て回り、市内在住の画家・冨永ボンドさんのスタジオで制作の様子を見ることができる。北多久公民館では、市出身の画家で世界的に活躍する池田学さんの動物画シリーズを展示している。

 国民スポーツ大会の会場となる九州クライミングベースSAGAと市緑が丘弓道場を見学でき、弓道体験もある。パークゴルフ場では、賞品が当たるホールインワン大会に参加できる。ゴール地点では、多久産の農産物販売やキッチンカーが並ぶサンデーマーケットが開かれる。

 午前8時半~同11時に受け付け、午後3時までにゴールする。受け付けの先着700人には特産品のお土産がある。市健康増進課は「イベントを楽しみ、また多久に遊びに来たい、住んでみたいと思ってもらえたら」と話す。問い合わせは同課、電話0952(75)3355。(古川浩司)

国民スポーツ大会の会場となる九州クライミングベースSAGAも見学できる

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