【フィリピン】財閥SM子会社、30億ドルの起債計画[経済]

フィリピンの大手財閥SMインベストメンツは7日、傘下のシンガポール企業2社が共同で最大30億米ドル(約4,650億円)の債券を発行すると発表した。多様な形態で発行するプログラム「ミディアム・ターム・ノート(MTN)」となる。

完全子会社SMICSGホールディングスと、傘下の不動産開発・運営大手SMプライム・ホールディングス(HD)の完全子会社SMPHISGホールディングスが、それぞれ親会社の保証下で複数回に分けて債券を発行する。

発行通貨は、発行会社とディーラーの合意に基づき決定する。シンガポール取引所への上場を念頭に置いている。調達資金は、両社の成長と拡大に充てる。

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