【F1】角田裕毅の評価高騰 〝名門〟へのステップアップ予想する声「メルセデスは契約すべきだ」

評価が高騰している角田裕毅(ロイター)

F1のRBに所属する角田裕毅(23)が、マイアミ・グランプリ(GP)での連続入賞劇を受けて評価が急騰している。

角田はマイアミGPのスプリントで8位入賞、続く決勝でも7位入賞と躍進し、大量7ポイントを獲得した。この結果を受けて欧州の大手モータースポーツ専門メディア「ザ・レース」のランキングで5位、「スポーツキーダ」でも3位タイの「8点」を得るなど、そのパフォーマンスが称賛されている。

評価の高まりを受けて来季以降のステップアップにも注目が集まる。これまでは親チームにあたるレッドブルへの昇格や、2026年からホンダと組むアストンマーティンなどつながりのあるチームへの移籍が取りざたされてきたが、さらに〝あの名門〟へのステップアップを予想する意見も熱を帯びている。

米国在住の元フォーミュラ・アトランティック(北米のフォーミュラカーレース)のドライバーでライブ配信者の「FormulaRacer420」は「アウディは(エステバン)オコン(アルピーヌ)と契約すべきで、メルセデスは角田と契約すべきだ」と猛プッシュ。日本のSNS上でも、名門のドライバーになる資格ありとの声が噴出している。

メルセデスはルイス・ハミルトンの来季フェラーリ移籍が決定しており、新たなドライバーを模索中。候補のカルロス・サインツ(フェラーリ)は争奪戦になっているため、取り逃した場合は評価が急上昇中の角田に白羽の矢が立ってもおかしくない。F1界屈指の名門への電撃移籍はあるのか。その動向に注目が集まる。

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