佐々木朗希にはドジャース以外の選択肢も?「シアトル、サンフランシスコ、サンディエゴのような小さな市場に導く可能性が…」と米敏腕記者が報道

去就が注目されている千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希について、米紙『USA Today』の敏腕記者ボブ・ナイチンゲール氏が、興味深い記事を執筆した。

ナイチンゲール記者は、「MLBの各球団幹部はセンセーショナルな日本人投手、ロウキ・ササキがシーズン終了後にロサンゼルス・ドジャースと契約するだろうと信じているが、ササキを知る幹部によると、物腰の柔らかい控えめな性格が、シアトル(マリナーズ)、サンフランシスコ(ジャイアンツ)、サンディエゴ(パドレス)のような小さな市場に彼を導く可能性があると言っていた」と記した。

3月31日の記事でもナイチンゲール記者は佐々木に言及している。「とある球団のGMはこう話してくれた。『どのチームも彼(佐々木)を欲しがっている。だが、ドジャース以外に行く選択肢はない。それを我々の誰もが知っている』」としたうえで、「ササキはできるだけ早くMLBで投げることを望んでおり、シーズン終了後にもポスティングされる可能性がある」と報じていた。
この報道を受けてドジャース専門メディア『Inside the Dodgers』も当時、「どの球団も欲しがるササキが、オオタニやヤマモトに続いてロサンゼルスにやってくるかもしれない。今シーズンのドジャー・スタジアムには球場のあちこちに日本語の広告が掲示され、寿司や酒、たこ焼きなどを楽しむことができる」として、「ドジャースと日本の結びつきはとても強い」と、さらなる日本人選手の獲得を期待していた。

今シーズンが開幕して間もない段階ながら、米メディアはすでにシーズン後の佐々木の去就に大きな関心を寄せている。

構成●THE DIGEST編集部

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