【知ってた?】宿根草・多年草・一年草の違いはココ!<ガーデニング豆知識>
もふもふとした円錐形の花穂が魅力のアスチルベ。長雨に強く、梅雨の時期でもカワイイ花姿で庭に彩りを添えてくれます。
地植えで楽しむのはもちろん、寄せ植えの花材として使うのにもオススメ。
そこで今回は、アスチルベと一緒に植えたい3つの草花を参考価格とともに紹介します。
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アスチルベの基本情報
- 学名:Astilbe × arendsii
- 科名・属名:ユキノシタ科チダケサシ属
- 開花時期:5月~7月ごろ
アスチルベは、春から初夏にかけてもふもふとした花姿が楽しめる多年草。
多湿に強く、梅雨を彩る花としても知られています。花色には赤・ピンク・白・紫などがあり、広い場所に群生させたり、さまざまな色を混色して植えたりなど楽しみ方はいろいろ。
耐陰性もあるので、半日陰で育てることも可能です。品種によって草丈が20~80センチと異なるため、購入前には必ずラベルを確認するようにしましょう。
※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)
梅雨の長雨の下でもたおやかに咲き続けるアスチルベの花。もちろん単体でも楽しめますが、名脇役といっしょに寄せ植えしてあげると一層その美しさが引き立ちますよ!
次では「アスチルベといっしょに寄せ植えしたい」おすすめの草花を紹介します!
アスチルベの寄せ植え!一緒に植えたい草花3選
ニーレンベルギア
- 学名:Nierembergia
- 科名・属名:ナス科アマモドキ属
ニーレンベルギアは、春〜秋に紫や白のカワイイ花を咲かせる一年草(品種によっては多年草)。
半球状の花を咲かせることから「カップフラワー」とも呼ばれています。さまざまな品種がありますが、寄せ植えに使うときは草丈が小さい品種がオススメ。
アスチルベの株元にレイアウトすると立体感が出てオシャレな雰囲気になりますよ。
※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)
ヒューケラ
- 学名:Heuchera
- 科名・属名:ユキノシタ科・ツボサンゴ属
ヒューケラは美しく色づく葉を楽しむカラーリーフ。赤やピンク、オレンジや複色などさまざまな色合いがあり、ほぼ1年を通して葉色を保つため庭のアクセントやグランドカバーにも利用されています。
耐陰性があるので、日陰の色どりにもオススメ。春〜初夏には釣り鐘型の小花も楽しめますよ。
※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗)
アイビー
- 学名:Hedera
- 科名・属名:ウコギ科キヅタ属
アイビーは暑さにも寒さにも強く、放置気味でもよく育つ常緑性のツタ性植物。
草姿がシンプルなのでどんな植物とも相性がよく、寄せ植えのバイプレーヤーとして活躍してくれます。
環境が合うとドンドン伸びるので、適度にカットしながら管理しましょう。カットした茎は、挿し木や水差しで増やすこともできますよ。
※参考価格:100~500円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
もふもふした花姿と雨に強い性質が魅力のアスチルベ。庭植えでも鉢植えでも楽しめますが、株元に草花を植えて寄せ植えにして楽しむのもオススメです。
ぜひアスチルベのステキな寄せ植えをつくり、梅雨の時期をオシャレに彩ってくださいね。
【ガーデニング豆知識】ガーデニング豆知識 "宿根草ってどんな植物?"
さいごに、多年草・一年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。