【ミステリー?】市営温水プールの金庫から"釣り銭の現金6万1000円"消える…管理者らが紛失発表「指紋認証式で開閉できるのは8人の職員」火災で9日間休館 北海道札幌市

休館することとなった火事の様子(4月17日、札幌市東温水プール)

札幌市は5月8日、「東温水プール」の金庫に保管してあった現金6万1000円を紛失したと発表しました。市や施設を管理・運営する札幌市スポーツ協会によりますと、4月27日の営業開始前、職員が施設の事務室の金庫を確認すると、6万1000円が不足していることに気づきました。10日間、事務室内を捜索し、施設の全ての職員へ聞き取りしましたが、発見できませんでした。なくなったのは釣り銭用で、金券などと一緒に金庫に保管していました。金庫は指紋認証式。開け閉めできるのは指紋を登録している8人の職員だけでした。この施設は4月17日に火災が発生。紛失が発覚する前日の26日まで休館していて、その間は金庫の中身を確認していませんでした。休館中、利用客はなく、出入りしていたのは職員をはじめ、設備の点検や清掃の業者だけでした。市は5月8日に警察に相談し、今後、被害届を出す予定です。市はこの事態を受け、今後は現金の管理の徹底や、事務室内に防犯カメラの設置を検討したいとしています。

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